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改めたこと


心臓の発作を起こしてから、がんを見つけるまでの間の
日記を読み返していました。

それまで、日記は3年日記を使用していたのですが
(同じページに、3年分の同じ日にちの日記を書けるものです)
  
 来年、メイは、いないかもしれない

と思ったら、数年、連続して使用する日記を使えなくなり
(メイがいなくなった日のページを、翌年、翌々年、見ることを想像したら
 怖くなったのです)
1年日記に変更しました。

でも

結果を見れば、1年日記は全部で5冊。
5冊も、ありました。

メイは、すごいなぁ。

メイの心臓病が進んでから3つ、改めたことがあります。

1つは、食事について。

メイは、それまでは食べ物に関して、制限されていました。
 人間の食べ物とメイの食べ物は別
 人間が食べているものは、メイはもらえない
そう教えてきました。
(果物やヨーグルトなど、おでかけや特別な日は、もらえていましたが。)

けれど、10歳になり、心臓病になり、この先どのくらいあるかわからないと思ったら
もう少し、人間が食べている物をメイに食べさせてもいいのでは
と思うようになったのです。
ソフトクリーム お肉 ヨーグルト 果物
メイがもらえるものが増えた メイにとっては、新しい世界。
初めて、ソフトクリームを口元に持っていったときは
メイは、そのなんだかわからない食べ物に戸惑い
顔を背けたのを覚えています。
けれど、一口、指につけたソフトクリームをぺろんとしたら・・・
その冷たい柔らかな食べ物は、メイに驚きをもたらし
それから、メイはソフトクリームの虜になりました。

2014. 5.11 ソフトクリームデビュー(公式)
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お肉やヨーグルト、果物も同じ。
知ってしまったら、たまらなく魅力的、魅惑的で
14歳の夏まで、たくさん、たくさん、食べました。

うみゃい を知った、メイのお顔は、あまりにかわいかった。

2014. 6. 1
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改めたことの2つ目は、ステロイドの使用についてです。

メイは、小さい頃から皮膚が弱く
春は花粉で、夏は蒸れで、秋は落ち葉や枯草で、冬は乾燥で
一年中、カイカイに悩まされていました。
(おそらく、アレルギーもあったのでしょうが詳しくは調べませんでした。)
目の周り、口の周り、指の間、胸元、首、しっぽの付け根、お尻、内腿、股
ときには、血が出るほど掻きむしったり、噛んだり、引っかいたり・・・
それまでは、ステロイドをあまり使うと
効くものがなくなってしまうと聞いたことがあったので
できるだけ、避けてきたのですが
このかゆみが心臓の負担になることも考えられ
(掻きむしっては、心拍が上がる ということが増えたので)
心臓の安定を第一に、ステロイドの服用や注射も、場合によっては
積極的に使用することにしました。

もちろん、使わずに済むに越したことはないので
まずは、シャンプーで対応をしたり、こまめに拭き取ったりした上で
それでもどうしようもない場合は、一時的にステロイドを使用。
そうやって、かゆみをしのいできました。
しかし、そんなふうに対処をしているうちに
メイのかゆみを抑えることができるアポキルというお薬が登場。
症状に合わせて、アポキルの量を加減しながら服用するうちに
ずいぶんと皮膚のかゆみは解消されていきました。
(アポキルを飲まずに済むようにまでなりました。)

その後は

今度は加齢によるかゆみが多くなったので
乾燥してひび割れた肉球にはワセリンを塗り
かさついたお鼻には、蒸しタオルのようなものをうしばらく乗せて潤いを与え
湿ってかゆくなる目の周りや、お水を飲んだ後のお口の周りや胸元は
小まめに拭き取りをしてかゆみ対策を講じました。
(お水を上手に飲めなくなったメイのお口の周りや胸元が、
 びしょびしょになることが多かったのですが
 メイは、当たり前のように、水を飲んだ後は
 水滴を拭いてもらうのを待つようになりました)

加齢による悩みは、犬も人間と同じだった。

そして、3つ目
それは、お散歩の方法について。
2014年5月、メイは、メイ用カートを手に入れたのです。

誰のために


心臓病とうまく付き合う方法の中で、最も大切なこと

それは、興奮させることのないように、穏やかに過ごすこと

メイは、何かに興奮して吠えたりはしゃいだりする子ではなかったのですが

(食べ物を前によだれを垂らす姿や、お出迎えの際にうれしょんをする姿は

 見たことがありません)

今以上に、穏やかに過ごすためには、どうすればいいか

と考えた結果、私は、「メイのために」 と、お散歩の距離を控えるようになりました

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その頃のメイは、というと、お散歩が大好きで

帰りのことなど考えずに、楽しそうに、歩けるだけ歩いて進んでいく

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そして、途中で、疲れてしまう

そうなると、帰りは、抱っこです

8kg以上あるメイを抱っこして帰ってくるのはなかなかのしんどさで

(帰る途中で、メイを抱えたまま、座り込んで休憩するなんてこともありました)

私は、だんだんと、メイを遠くまで歩かせないように

帰りもメイが歩ける程度で引き返すようになりました

(メイは、行きがあれば帰りもある なんてこと、考えてくれません)

今、思えば

私は、いつの間にか、メイが疲れないように、というよりも

だんだんと、自分が疲れないように、と

メイが歩く距離をコントロールし始めていたのです

その結果、メイに

  お散歩を途中で切り上げられてしまい

  まだまだ楽しんでいたいのに帰ろうと言われる

  帰りたくないって言っているのに、無理やり、方向転換させられる

  それに、じゅんちゃんは、いつも、メイの様子をじっと見ていて

  なんだか、楽しそうじゃない

  大好きだったはずのお散歩の時間が楽しくない

そんなふうに、思わせてしまいました

なぜ、そう感じたのか?

それは、そんなお散歩になってしまってから

メイが明らかに元気がなくなってしまったからです

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これは、ちがう

安静は大切だけれど

メイが楽しくなければ、この過ごし方はちがう

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誰のためのメイの命

私たちがメイに生きていてほしいから

「メイのために」などと理由をつけて

無理やり、安静を強いるより

もしも、結果、メイの命を縮めることになってしまっても

メイの気持ちを、生き方を優先させる方が正しいのではないか・・・

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メイの姿が私たちに教えてくれました

一般論よりも、大多数の意見よりも、本に書いてあることよりも

ただ一つ、目の前にいるメイの姿を見て、答えを出すんだ と

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心臓病まで


メイは、小さい頃から、ずっと病院通いをしていました

避妊手術をするときは、なかなか体重が増えず、手術日を延期

2歳になる頃、体重は6KG程度

小柄で、これ以上大きくならないかもと言われていました

(体重が10kgを超えた頃からは、想像がつきません)

季節の変わり目や、何か変わったことが起こるとすぐに血便、血尿

涙や目やにが出るのは逆さまつげが原因だと指摘され

定期的にまつげを抜き

(そのたびに、頭にわっかのような跡をつけて帰ってきました)

その症状が治まってからも、変わらず目は弱く

ドライアイや、マイボーム腺からの分泌がうまくいかないため

目薬を処方されることもしょっちゅうでした

膝蓋骨脱臼になり、膝の手術をしたのは、1歳になる前

(膝に大きな手術跡をつけて戻ってきたメイでしたが

すぐに、診察台の上で歩こうとして、院長先生を驚かせました)

皮膚は、アレルギーもあったのか、長い間、カイカイに悩まされ

いろんなお薬やシャンプー、時には注射で、対処してきました

(なるべく、ステロイドを使わないようにと意識してきました)

7歳になると、心臓病が発症

その後、お散歩中に痙攣

また、ゆっくりと固まるように失神を起こしたメイを目の前で見て

私は、メイと一緒にいることを選び、迷わず、会社を辞めました

(その2つの原因は、心臓だったのか、あるいは脳だったのか断定はできず
 
 今後も同じことが起こるのか、これっきりなのかもわかりませんでした)

それから、心臓病の症状はどんどん進み

10歳の冬にはついに、肺水腫に・・・

7歳以降、メイと心臓病との本格的なお付き合いが始まりました

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記録~心臓病 2


平成26年9月
体重 9.45KG
これまでと比べて、顔つきがよくなってきたと言われる

平成26年11月
体重 9.65kg
大きさ 11.5
右心室の血液の流速 2.58m/s(8月)→2.06(11月) 2.5未満 低い方がよい
左心室の血液の流速 5.39m/s 5以上がよい(低いと、肺水腫になりやすい)
検査結果、心臓の状態がよくなっているようにみえる

体重の増加に関しては、問題なし
病気と闘うためにも、減らす必要はなし と言われる

平成27年1月
体重 9.35KG
心雑音が以前より、小さくなって落ち着いている

平成27年3月
体重 9.55kg
大きさ 11.2
収縮率 35%(11月よりさらに下がる)
右心室の流速 1.91m/s
初めて、肺動脈に逆流が認められる
息が上がることが増える
心臓病が発症してから飲んでいたエナカルドを
エースワーカーに変更(ともに、ACE阻害薬)
狂犬病予防接種 免除

平成27年9月
体重 10.7kg
大きさ 11
右心室の流速 2.15m/s
収縮率 32%(3月より下がる)
三尖弁に逆流あり
血液検査 BUN値が基準値を超える(脱水症状)

心臓病、肺水腫を警戒して利尿剤などの投薬を続けていく場合
腎臓に負担をかける可能性が出てくる

平成28年1月
体重 10.18KG
血液検査 BUN値が改善されない
利尿剤の影響が出ていると考えられるため、利尿剤の量を減らす

平成28年4月
体重 10.38KG
大きさ 11
背骨のトゲが多くなっている
(加齢によるものだが、神経に触れるようになると痛む恐れあり)

平成28年9月
体重 9.6kg
大きさ 10.5
収縮率 42%(強心剤の効果が出たのか、収縮率が上がってくる)
三尖弁 逆流あり
右心室の流速 1m弱
左心室の流速 6m/s

平成29年3月
体重 9.18kg
大きさ 10.5
収縮率 48%
左心室の流速 6m/s
右心室の流速 1.9m/s 
数値上は悪くなっていないが、逆流の仕方が広がっているように見える
→三尖弁の逆流が進行
E波 0.7m/s(1を超えると明らかに異常)
E/A波 1.0(0.5血液検査 BUN値が高い
利尿剤をさらに減らす 

平成29年6月
体重 9.1kg
大きさ 11
収縮率 46.2% 
E波 0.85m/s
E/A  1超
左心房が3月より膨らんでいる
利尿剤を減らした影響が出ているのか?

平成27年7月以降 血液検査のBUN値が高い状態が続く
脱水状態にならないように利尿剤を減らしたいが
それにより今度は、肺水腫になるリスクが高くなる
利尿剤の量、種類の組み合わせを変えながら様子見

平成29年9月
体重 8.9kg
大きさ 10.5
収縮率 46.2%
左心室の流速 6m/s
右心室の流速 2m/s
E波 0.66m/s
E/A 0.9
血液検査 BUN値が51.3まで上がる(基準値9.2~29.2)

平成29年10月
体重 8.9KG
心臓の音、肺の音は安定
血液検査 BUN値が35.3になり9月よりは改善される

平成29年11月
体重 8.85KG
心臓の音、肺の音は安定
血液検査 BUN値 35

記録~心臓病 1


メイが、心臓病を発症したのは、7歳の頃
心雑音(血液の逆流)、心肥大が始まり、心臓のお薬を飲み始めました。

平成22年6月 6歳
胸骨に対して心臓の大きさが10.3 (10.6以下が問題なし)

平成23年7月 7歳
大きさ 11
僧房弁閉鎖不全のため、血液が逆流を起こし心雑音、心肥大を発症
(左心室が収縮するときに僧房弁が閉じずに、左心室から左心房に血液が逆流する)
エナカルド(ACE阻害薬)投薬開始

平成24年11月
大きさ 12
エナカルドに加えてイソソルビド(血管拡張薬)投薬開始

平成25年5~6月
大きさ 12.5
僧房弁が両弁ともぼやける
三尖弁閉鎖不全も併発(右心室が収縮するたびに三尖弁から血液が逆流する)
左心房の肥大が進む

平成25年11月
大きさ 14(かなり肥大が進む)
気管支変形あり 
気管支拡張剤を服用するが、合わずに中止

平成25年12月
肺水腫を起こし、入院

肺水腫を起こした日の夜、なんだか、メイがへらへらと笑っているようなお顔で
こちらを見上げていました。
あれ?
どこかで見たことがあるような?
気になったものの、その日はそのまま就寝。
翌日
メイのその姿にそっくりな写真を思い出しました。
それは、キャバリアの心臓病の説明をしている本に描かれていた姿。
口を開けて呼吸をし(それがへらへらと笑っている様なお顔でした)
前足を開き気味に座る姿が
まさに、前日の夜のメイの姿と一緒だったのです。
ものすごく苦しそう とか、様子が明らかにおかしい
というほどではなかったのですが
どうにも気になって、念のため、かかりつけの病院へ。
すると
メイの姿を診た先生が
「これは、いけない」
とレントゲンを撮って診ると、肺水腫を起こしていることがわかりました。
その日は、半日入院をして酸素室に入り
利尿剤・強心剤を点滴して水を抜くことに。
メイを預けた私は、一度、家に戻ることになりました。
家に着いた私は、ふと
メイがいないうちに年末のクローゼットの大掃除をしよう
と思いつき、黙々と掃除を開始。
せわしなく手を動かしながら
気づけば、声を上げて泣いていました。
わんわん わんわん泣いていました。
そして、決めたのです。
メイがいない今のうちに、大声で泣いて、泣き切って
メイが帰ってきたら、もう、泣かない と。
その日の夜、メイは、腕にピンク色のテープを巻かれて
帰ってきたことを覚えています。

平成25年12月
体重 8.25KG
利尿剤投薬開始

平成26年2月
体重 8.6KG
利尿剤1種類から2種類に変更
(低カリウム血症を防ぎ、腎臓に負担を与えないようにするために追加)
利尿剤の副作用は見られない
状態に合わせて、利尿剤の量を変えていく

平成26年3月
体重 8.86kg
心肥大が進む (左心房と大動脈比1.7→2.5→2.7 正常値は1)
心臓の収縮率41%
(心臓病になると、数値が上がった後、下がっていく
この時点は、下がってきている段階で、弾力のないゴムボールのような状態
さらに下がると、全身に血液を送れなくなる)

平成26年5月
体重 8.76kg
心肥大、さらに進む

この頃から、呼吸数が上がり過ぎるときは
応急処置として、手持ちの利尿剤を飲ませるようにと言われる
咳に注意
(呼吸数40を超えるときは要注意)

平成26年8月
体重 8.85kg
大きさ 12.5
収縮率 36% 収縮率が下がってきている(42.7%→41%→36%)
咳が気になるようになる
チアノーゼが出る可能性あり 舌の色に注意
ピモペンダン(強心剤)投薬開始
肺水腫発症後の余命平均は7~9か月と告げられる
心電図 エコー検査により、僧房弁両弁が弱くなりつつあることがわかる
ピモベンダンを投与して20日後に効果をみるが
心臓の収縮率が上がってこない(強心剤の効果が出てこない)
様子がおかしいと感じた場合は、強心剤を注射するなどの対処で
肺水腫を防ぐことができるので、早めに病院に連れてくるようにと言われる

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私が取っていた記録ですので、正確なものとは言い切れません

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