季節
冬に足跡を ぺったん と残し

乾燥で肉球がぺろんと剥け
剥けたところは、ピンク色の柔らかい肉球に生まれ変わり

うっかりお目目を開けたまま寝てしまったら
涙がぽろんと落ちるほど目が乾き

もこもことあたたかな手編みの毛布にくるまれているそのお顔は

お鼻にかぼちゃの色素が沈着していて

気づけば3月にはクロッカスが

春だよ 春が来ているよ

と囁きだし
お散歩カートに乗せたメイに
寒さ対策をしていた日々は

いつの間にか過ぎ去り

ビオラたちはもこもこと楽し気にふくらんでいた

季節が過ぎていく

J) お散歩、行こうね

過ぎ行く季節の中を、今日もメイと歩く
とっとこ とっとこ
今日は、どこまで行きましょうかね~
バランス感覚
お耳がぴろ~んとなっているメイ
何をしているのか? というと

ちょっとわかりづらいかもしれませんが
仰向けになっている私のお腹の上で、仰向けになっています


グラグラすることもなく、くつろぐメイ


メイ) メイ、上手でしょう?
J) ホント、上手に寝ているね

この体勢、下にいる私の方がしんどくなって
メイを静かに降ろしましたが
放っておいたら、いつまででもこのままでいて
なんなら、ウトウトし始めそうな感じでした

日常の中にある、ちょっとしたイベント
メイにとって、わっしっし~は
日常の中にある、ちょっとしたイベント
(あまり、嬉しくない方のイベントです


とっても疲れて

こんなお顔に・・・


なので、終わったら休息が必要です

メイにとって、お庭で焼肉は
日常の中にある、ちょっとしたイベント
(かなり、嬉しい方のイベントです


とっても楽しくて

エンドレスで

その楽しみを満喫しようとします


なので、終わってしまったら

こんなお顔に・・・


このお顔は、私たちの心に
次回は、もっとたくさん焼いてあげよう
という決意を抱かせます

それは嫌い
J) ねえ、メイちゃん こっち向いて

お掃除中、ついつい、ちょっかいを出してしまう私

メイ) はいはい

J) ありがと



メイ) ・・・・・


J) ん?


メイ) 別に・・・いいけど


メイ) なんかさ・・・

構われるのは、好きではありませんが
立ち去られるのは嫌いなメイです
